復興をめざして、いわき市民の、いわき市民による太陽光発電所、稼働!

「NPO法人 エシカルエナジープロジェクト・いわき」(いわき市山田町林越 :代表:高萩洋子)が管理・運営し、「株式会社ソーラーエナジー・いわき」(いわき市自由ヶ丘 :社長 後藤正)が事業会社となる1メガワット出力のメガソーラー発電所が3月19日より稼働を開始いたしました。設置場所はいわき市山田町林越8番-1。

 4月14日(月)には、いわき市清水敏男市長、福島県庁担当者、協力金融機関、地元内外の建設工事関係会社、及び地域住民の皆さんとともに「竣工式」を開催いたします。

  このメガソーラー発電所は、東日本大震災で起こった東京電力福島第一原子力発電所の事故からの復興を目指した「市民のための、市民の手による復興プロジェクト」と位置付けています。
福島県は原発事故後、「原発依存ゼロ」を宣言し、「再生可能エネルギー」の普及を進めていますが、本事業はその動きにも呼応し東北地区で一番日照時間が長く、「サンシャインいわき」と謳ういわき市の大きな特性を活かした「安全・安心なエネルギー作り」のプロジェクトです。

 一方、本事業は事業基盤の安定に向け、「ふくしま産業復興投資促進事業」の指定を受け、電力は全量を東北電力の系統に連携し、政府が進める「再生可能エネルギー特別措置法による固定価格買い取り制度」(2012年7月施行)を活用していますが、事業の安定に伴い今なお2万人を超える避難者の方々が在住するいわき市の状況を鑑み、NPO法人を通じて地域交流会の開催や少しでも「楽しさや癒し」をご提供できる企画・実行を目指します。

 
 「NPO法人 エシカルエナジープロジェクト・いわき」と「㈱ ソーラーエナジー・いわき」は、「いわき市民の手による初のメガソーラー発電所」が大震災から3年が経過した今、地元はじめ多くの皆さまからご協力いただいた成果として、稼働開始できたことを心から感謝するとともに「復興に向けた新たな拠点」として、地域に定着し、また地域の発展を目指した活動を続けてまいります。

※エシカルエナジー(Ethical Energy)とは、環境にやさしく、社会に貢献するエネルギーという意味で、再生可能ネエルギーの活用・普及を願い名付けました。

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